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和歌山県を流れる紀ノ川からほど近くの幹線道路沿い、長く親しまれてきた古いデパートを中規模のNSC型ショッピングセンターにするため、全面リブランドを行った。

３層吹き抜けのアトリウムを増築し、大胆で流れるようなグラフィックビルボードとビビットな外壁で既存のファサードを飾った。

これにより建物に全く新しい表情をつくり出し、道路からの視認性を与え、更なる集客力を生み出した。

もとあった躯体や商業床は柱部分の耐震補強を行ったうえで最大限活用し、天井高を確保。縦動線を変えずに休憩スペースや変化のある通路幅を充実させることで、

買い回りしやすい明瞭な導線計画としている。また、充実した駐車場の確保や安全対策に加え、周辺環境へも配慮している。

パチンコ店やボーリング場、スーパーマーケットを核テナントとしたエンターテイメント施設は、賑わいのある街をつくり出し充実した生活の一部になっている。