WORKS
- DATA
- 用途 / 教育施設
竣工日 / 2011-2015年
所在地 / 広島県広島市
延べ面積 / 2,200㎡
構造+階数 / RC+SRC+S+4
礼拝堂の形式は、前々会堂に用いられた古典的な「長堂式」と、前会堂に用いられた、当時礼拝に対して革新的な変化をもたらせた「集中式」の意図を踏まえ、優れた音響特性を持つ一体的な礼拝空間を目指した。
集中式の特徴を持つ平面形を採用しつつ、2フロア構成とし、2階部分をセットバックすることで長堂式の特徴をあわせ持つものとした。
壁面や天井面は、豊かな響きと各周波数帯域においてフラットな残響特性を実現する為、音響シュミレーションにより検証された、リズミカルな形態に構成されている。
ここに前会堂で使用されていた、絆と平和を祈り続けるシンボルの「被曝して黒く焦げた十字架」と「ひびの入った鐘」、また聖餐卓やパイプオルガンをメンテナンスし引き継ぎ、壁面に設けられたスリット状のデジットグラスを通して優しい光が空間全体を包み込む。
舞台音響設備、母子室、収容人数により着脱可能な補助席、可搬式垂幕等を備え、礼拝のみならずコンサートや講演会等、地域への積極的な開放が想定されている。
また、祈祷室としての利用も想定されている小礼拝堂も、豊かな音響空間を目指し、高い天井高を確保し、前会堂に用いられていた「父・子・聖霊」を意味する色彩豊かなステンドグラスを移設利用した。