WORKS

国際通りが、本来の地元の方々も含めた地域コミュニティを形成する重要なエリアとなり、かつ、観光客にとっても常に新しい日本を発見できるような『おもてなし』空間となるための中核拠点を目指して、設計コンセプトを「琉球テイスト和モダン」とした。

間口８０ｍのシティホテルを、国際通りに面して、３層の低層部とセットバックさせた高層宿泊棟を配置し、街への圧迫感を和らげると同時に、低層部屋上とこれに連なる４階には、屋外プール・プールテラス・屋上庭園、これに面してオールデイダイニング・バーとブライダル・チャペルを配置して、賑わい創出に寄与している。外観は、和の格子窓をイメージしたグリッドモジュールをランダムに構成し、変化を付けている。国際通りの東西からのアクセスにおいても視認性が高く、シンボリックな頭頂部及び側面のライトアップにより、新たな国際通りのランドマークとなるよう計画した。